ホットフラッシュと食事の関係性
ホットフラッシュは更年期障害など、ホルモンバランスが崩れることによって起こるとされています。
そのため、生活習慣の改善によりホルモンバランスを整えることはホットフラッシュの予防や治療に大変有効であると考えられています。
生活習慣にもさまざまありますが、人間の活動の根本をなす食生活の改善はホットフラッシュの症状改善にも大いに役立つはずです。
ホットフラッシュの人におすすめの食事
ホットフラッシュの症状が出ている人の多くは、エストロゲンというホルモンの分泌に問題があると言われます。
そこで利用したいのが、豆腐や納豆などの大豆製品です。大豆にはエストロゲンそのものではないものの、エストロゲンのように振る舞う(エストロゲン様作用と言います)、大豆イソフラボンという成分が含まれています。
これが、更年期障害の原因となるエストロゲンの現象を補うとすれば、ホットフラッシュの改善にも効果があるというのはうなずけますね。
ホットフラッシュで避けるべき食事
ホットフラッシュの症状の中でもやっかいなのが、過度の発汗でしょう。夏でもないのに、顔から汗が吹き出したり、シャツがびっしょりになるほどの脇汗など、社会生活に困ることもしばしばです。
こんなとき、汗を出しきれば発汗も止まるのでは、といった考えから、あるいは荒療治、逆療法として、発汗を促すような辛い食事をする方がおられるようです。
そんな荒療治は百害あって一利なし。病院の医師の指示でもない限り、絶対にやめておきましょう。かえって症状の悪化を招くこともあります。